ガラス小玉鋳型

2020年9月8日

ガラス小玉鋳型
年代
 7世紀
出土遺跡 薬師堂東遺跡
薬師堂東遺跡は古墳時代中期から平安時代前半にかけての集落遺跡で、竪穴住居跡から188個体ものガラス小玉鋳型が出土しました。そのうち1点は全国で唯一の完形品です(中央)。これらはいずれも集落の竪穴住居が使われなくなった後に廃棄されたものであり、鋳型が使用された年代は、飛鳥時代と考えられます。また、鋳型に残るガラスの成分を分析した結果、朝鮮半島産の鉛ガラスが使用されていたことが明らかになりました。

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