金銅装馬具

2020年9月8日

金銅装馬具
年代
 6世紀後半
出土遺跡 秋山庚申塚古墳
秋山庚申塚古墳は二重の堀をもち、横穴式石室を備えた直径34メートルの円墳です。石室内からは、3組の雲珠・板状辻金具などからなる装飾馬具が出土しています。鉄地金銅装半球形雲珠は鉄製半球金具に金銅板を被せ、頂部に金銅板を2枚重ねにした花形座と鉄地銀を被せ宝珠飾りを乗せています。貝装雲珠は南方産のイモガイを輪切りにし、中央に心棒を貫通させ繋と呼ばれる革紐に固定しています。

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